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タタミさんのブログ

お笑い好きの一般人です。宜しくお願い致します。台本を書いたり、大喜利をやったりします。Twitter→@ptnks8

漫才台本その5「グルメリポーター」

ボ「グルメ番組のリポーターになりたいんだよね」

ツ「いい夢だね」

ボ「どうせなら高級店がいいよね。敷居の高い高級寿司屋をリポートしたいな」

ツ「じゃあ俺寿司屋の店長やるから、リポートしに来て」

ボ「さぁ今日紹介するお店は、地元の小学生に評判のお寿司屋さんです」

ツ「敷居が低いなぁおい!小学生に評判ってなんだよ。もうちょっと敷居高くしてくれ」

ボ「わかりました」

ボ「さぁ今日紹介するお店は、知る人ぞ知る隠れた名店であるお寿司屋さんです」

ツ「そうそうそんな感じだよ」

ボ「さぁ、その隠れた名店は・・・どこですかね・・・たしかここら辺に・・・うーん・・・見つかりませんでした!また来週!」

ツ「隠れすぎだろ!てか場所を事前に調べて来いよ。早く入ってこい」

ボ「ここにありました天狗寿司!」

ツ「なんだよ天狗寿司って。かっぱ寿司がちらつくなぁ。まぁ別にいいけど」

ボ「さっそく入ってみましょう。ガラガラガラ」

ツ「へいらっしゃい!」

ボ「すごい威勢のいい人がいますねぇ、話を聞いてみましょう!お仕事は何されてるんですか?」

ツ「店長だよ!らっしゃいって言ってんだからわかるだろ」

ボ「店長さんでしたか。では、さっそくお寿司の方いただいていきましょう!」

ツ「じゃあ何から握りましょう?」

ボ「じゃあ牛丼から」

ツ「ねぇよ!迷走してる回転寿司屋か!寿司を頼めよ」

ボ「わかりました。寿司屋ってのはね、これを食べればその店の技量がわかる寿司があるんですよ!」

ツ「まぁよく聞くね」

ボ「というわけで、ミートボール寿司を」

ツ「ぜってぇわからねぇだろ!食って何がわかるんだよ!うちは回転寿司じゃないんだから。魚を頼めよ」

ボ「じゃあトロで」

ツ「あいよ。トロ一丁おまち!」

ボ「すごい!まさに職人技!」

ツ「いえいえ」

ボ「今の一瞬でトロを一兆個!」

ツ「その一兆じゃねぇわ!一貫しか握ってないから」

ボ「そうでしたか。さっそく、ケチャップをかけていただきましょう!」

ツ「台無しだわ!変なものかけんな。そのまま食えよ」

ボ「いただきましょう!もぐもぐ!ん!おいしいですね!」

ツ「ありがとうございます」

ボ「これまた、店長の手汗がいい味出してますね!」

ツ「きたねぇこと言うなよ!気持ちわりぃな」

ボ「口の中でトロがとろける!・・・あ!口の中で、トロが、とろける!ふふっ、なんかすみません!」

ツ「まぁまぁ」

ボ「俳句になっちゃってましたね!」

ツ「なってねぇわ!字足らずが過ぎるだろ!そもそも季語がねぇし」

ボ「季語は『口の中』です」

ツ「おめぇの口内には季節感があんのか!ねぇだろ絶対!駄洒落になってたんでしょ」

ボ「あ!『口の中』と『おのののか』!」

ツ「そこじゃねぇわ!リズム似てるけど、おのののか出てきてないし。『トロ』と『とろける』のとこでしょ」

ボ「じゃあ次は、イカをお願いします!」

ツ「あいよ、イカおまち!」

ボ「おぉ!これ生きてますか?」

ツ「死んでるわバカ」

ボ「さっそくいただきます!もぐもぐ!お、このイカ、イカした味してますね!・・・あ!なんかすみません!」

ツ「わざとやってんだろ!意図的によぉ!」

ボ「義太夫になってましたね!」

ツ「ぜってぇなってねぇわ!どこがどうなって義太夫なんだよ!それも駄洒落だろ」

ボ「ほんとだぁ~!なってましたねぇ!」

ツ「わかってただろ」

ボ「『お、このイカ』と『おのののか』!」

ツ「いやリズム似てるけど!もういいよ」