タタミさんのブログ

お笑い好きの一般人です。宜しくお願い致します。台本を書いたり、大喜利をやったりします。Twitter→@ptnks8

漫才台本その20「修学旅行の日程」

ツ「中学校時代とか楽しい思い出いっぱいあったよね」

ボ「それな」

ボ「ガラガラガラ、はいみんな席に着けー」

ツ「先生来た、座れ座れ」

ボ「えー、ではホームルームを始める前に、皆さんにお話ししなければならないことがあります」

ツ「え、話ってなんだろ」

ボ「えー、本人の意向により、直前までみんなには伝えていませんでしたが」

ツ「え、これってまさか」

ボ「えー、明日・・・・・・」

ツ「まさか誰か転校!?」

ボ「明日から、二泊三日の修学旅行です」

ツ「嘘だろおい!?明日から!?なんも準備してねぇよ!どういうこと!?」

ボ「修学旅行のしおりは用意してあるので今から配ります」

ツ「ちょっと待って!?なんで伝えてなかったの!?本人の意向って、本人って誰だよ!?」

ボ「私です」

ツ「お前がめんどくさかっただけかよ!」

ボ「行先は京都ね。明日からなんで、さっそく今から日程確認します」

ツ「めちゃくちゃ急じゃん」

ボ「まず一日目、朝6時起床!」

ツ「一日目はまだみんな家だよ!起床時間は家の近さによるだろ」

ボ「学校に集合して、バスで移動します」

ツ「まぁ毎年同じような感じだよね」

ボ「くれぐれもバスではお年寄りに席を譲るように」

ツ「公共バスなの!?修学旅行なら貸し切りバスじゃないの!?」

ボ「ちゃんと席を譲るように。これは先生みんなに注意してるからね。運転手にも注意しておくから」

ツ「運転席譲ったらマズいだろ!お年寄り運転できないだろ!」

ボ「バスの中では、レクリイ・・・レクレエー・・・リクレイーショ・・・レイクレーショ・・・レイプショーを行います」

ツ「レクリエーションな!なんだよバスでレイプショーって!マジックミラー号か!てか公共のバスじゃないの!?」

ボ「レクリエーションを行います。みんな大好き椅子取りゲームね」

ツ「アブねぇよ!バスん中でそんな動き回れるか!怪我するわ!」

ボ「途中でサービスエリアに寄ります。みんな、いっぱいサービスしてもらおうな」

ツ「いかがわしいとこなの!?なんかすげぇいやらしく聞こえたんだけど!?」

ボ「京都についたら出席をとります」

ツ「出発前にとれよ!京都で誰かいないってなったらどうすんだよ」

ボ「自由行動の後に、旅館に集合します」

ツ「旅館楽しみだね」

ボ「旅館の名前は、桔梗館の別館、のそのまた分館、の第3離れ」

ツ「すっげぇサブじゃん!テンション下がるわ」

ボ「旅館の部屋割りですけど、基本的に自由ですが、苗字が佐藤だけ一部屋に集めます」

ツ「なんでだよ!なんだその趣向」

ボ「夜の入浴時間ですか、クラスごとに時間を決めてます」

ツ「まぁ人数多いから仕方ないね」

ボ「一日目1・2組、二日目3・4組」

ツ「日替わりかよ!毎日入らせろや」

ボ「夜10時就寝です」

ツ「まぁそんなもんか」

ボ「そのあとは、教師陣は芸者とうはうはです」

ツ「言わなくていいよそれは」

ボ「次の日、午前2時起床」

ツ「漁師か!早すぎるだろ」

ボ「午前2時から午前8時まで自由行動」

ツ「二度寝するよ。自由ならもっかい寝るわ。なんで一回起こした」

ボ「午前九時から、一時間目が算数、二時間目が国語・・・」

ツ「普通に授業あんのかよ!?もういいよ」

ショートコント台本集その4

『だーれだ』

女「(男の目を隠しして)だーれだ?」

男「あ、その声は女ちゃん!」

女「せいか~い!よくわかったね!」

~次の日~

男「あ、女ちゃんだ!よ~し、やり返してやろう!・・・だーれだ!」

女「あ!この手のイカ臭さは男君!」

男「臭いで当てないでぇ!」

 

『お隣さん』

人妻「ぴんぽーん」

青年「はいはーい、がちゃ」

人妻「こんばんは」

青年「お隣のお姉さんじゃないですか。どうしたんですか?」

人妻「あの~、これ作りすぎちゃったんで、おすそわけです」

青年「いいですよ。なんですかこれ?」

人妻「赤ちゃん」

青年「計画的に作れや!」

 

『サッカー』

A「PK戦やろうぜ」

B「いいね」

A「お前太ってるからキーパーな」

B「見た目で決めんなよ。まぁいいけど」

A「じゃあ俺、監督やるわ」

B「誰が蹴るんだよ!」

 

『校長先生の話』

校長「(銃を構えて)」パァンッ!パァンッ!「ふぅ・・・・・・君で、最後だ」パァンッ!「・・・・・えー、みなさんが静かになるまで、45秒かかりました・・・・・・楽な仕事だっ!」

教頭「いやこえぇよ!!」

 

『追跡』

男「へい、タクシー!」

運転手♂「どうぞ、どちらまで」

男「前の車を追ってください!」

運転手「了解しました!」ブーン

男「くそっ、どこに行くつもりだ?」

運転手「あ、ラブホテルに入っていきました!」

男「・・・え?」

運転手「・・・・・・」

男「・・・・・・」

運転手「・・・・・・優しくしてくださいよ!」ブーン!

男「いや入らないでぇ!」

漫才台本その19「彼女欲しい」

ツ♂「恋人欲しいんだよね」

ボ♂「え、そんな、ねぇ・・・、急に言われても/////」

ツ「お前じゃねぇよ。彼女が欲しいってことだよ」

ボ「え、そんな/////手術するためのお金たまってからね/////」

ツ「だからお前じゃねぇんだわ。性転換してくれってことじゃないよ。元から女の奴がいいんだよ」

ボ「でも、好きな人とかいるの?」

ツ「まぁ気になってる子はいるよ」

ボ「え?俺とお前、どっち似?」

ツ「なんでこの二択なんだよ。女の子なんだから女で例えさせろ。芸能人で言ったら誰似とかさ」

ボ「なるほど。豚で言ったら角煮?」

ツ「何が聞きてぇんだ。ただの豚の角煮じゃねぇか」

ボ「名前はなんていう子なの?」

ツ「え、そこまで言わないとダメ?」

ボ「名前でなんとなくイメージできるじゃん」

ツ「桜ちゃんって子」

ボ「桜ちゃん?いい名前だね。きっと両親はその子に、魅力的な綺麗な桜に育って欲しかったんだろうね」

ツ「桜に育って欲しいわけじゃねぇだろ。あったとしても桜みたいな綺麗な女の子だろ」

ボ「その桜とはどこで知り合ったの?」

ツ「いきなり呼び捨てにするな。馴れ馴れしいなおい。まぁバイト先の後輩なんだよ」

ボ「あぁ、死体清掃員の?」

ツ「そんな闇深バイトじゃねぇわ。そこで知り合ったやつとぜってぇ仲良くなりたくねぇよ。飲食店のバイトだよ」

ボ「どういう子なの?」

ツ「ん~、基本的に明るい子だね」

ボ「じゃあ夜は目立つねぇ」

ツ「物理的にじゃねぇんだよ。性格が、明るいの。今度ねぇ、ちょっと食事に誘おうと思って」

ボ「へぇ~、なんて言って誘うの?」

ツ「ほらさ、もうすぐ冬じゃん?冬といったらねぇ・・・、イベントがあるじゃんかさ」

ボ「あぁ、あれね?」

ツ「あれあれ」

ボ「ホー〇アロ〇ン2の再放送ね」

ツ「それじゃねぇわ。たしかに毎年同じ時期に放送されるけど。クリスマスだよクリスマス」

ボ「それもあるね」

ツ「クリスマス近いから、一人もん同士で食事いかない?って誘うつもりだよ」

ボ「ちゃんと誘える?」

ツ「誘えるよ」

ボ「・・・・・・先輩、話ってなんですか?」

ツ「・・・・・・これはやってみろってことかな。まぁやりましょう。・・・・・・桜ちゃん、クリスマスって予定空いてる?」

ボ「え~と、あ!その日バイト入ってました」

ツ「あれ?たしかシフト入ってなかったよね?」

ボ「死体清掃のバイトです」

ツ「闇深バイトかけもつな!飲食店のバイトしかしてないから!」

ボ「クリスマスですか?空いてますよ」

ツ「じゃあ、一人もん同士、一緒に食事に行かない?」

ボ「いいですよ」

ツ「ほんとに?じゃあさ、何か食べたいものある?」

ボ「家の柱ですかね」

ツ「シロアリか!人間っぽいもの言ってほしいな」

ボ「フレンチですかね」

ツ「じゃあフレンチの美味しいお店探しとくね!」

ボ「じゃあ私、15年前にいなくなったお父さん探しときます」

ツ「重い重い!何さらっと闇を告白してんだよ。桜ちゃんは楽しみにしててくれればいいから」

ボ「楽しみにしてますね」

ツ「そうだ、何か欲しいものある?」

ボ「欲しいもの?」

ツ「うん」

ボ「う~ん、北方領土

ツ「戦時中か。いやよくわかってないけど。俺がプレゼントできるものがいいな」

ボ「じゃあ、この色紙に手形ください!」

ツ「力士か俺は!そんなことやってないから。何か好きなものとかない?」

ボ「お酒が好きなんで、それを飲むためのぉ――」

ツ「オシャレなグラスとか?」

ボ「頭蓋骨!」

ツ「武将か!頭蓋骨でお酒飲む女の子見たことないよ」

ボ「そうだ、先輩と私でお揃いの頭蓋骨にしませんか!」

ツ「気持ち悪っ!お揃いってなんだよ、双子かよ」

ボ「じゃあ今度のクリスマス楽しみにしてますね」

ツ「まぁ、うん、それなりに楽しみにしてて」

ボ「じゃあ、私これから用事あるんで」

ツ「用事って何?」

ボ「マグロ漁船のバイトです」

ツ「闇深バイトかけもつな!もういいよ」